施工事例

新築住宅と住宅リフォーム時の和室・畳の必要性について調査しました。 和室・畳が欲しいという方(ポジティブ)は嬉しいことに全ての性別・年代で80%近くいらっしゃいました。 住宅建築面積の縮小化によって畳の入るスペースが小さくなっていますが、多くの住宅にはまだまだ畳が必要とされています。 子育てから老後まで様々なシーンで活用できる和室・畳は、私たちの生活に寄り添ってくれる大事な空間です。...

住宅には様々なカタチがありますが消費者の声を広く色濃くカタチに反映しているのはマンションではないかと思います。 そんなマンションメーカーにとって和室はどのような存在なのかを調査することによって、消費者の意向も把握することができるものとし主要マンションメーカーへ行った調査をご紹介します。 マンションメーカーは和室をどう考える? まずはネガティブな意見がとても少ないことに一安心。 ポジティブを見ると約3割が和室導入をしたいと考えているようです。この数値を多いと見るかどうかは難しいところですが、洋風思考のマンションにおいてこの数値は消費者の強いニーズがあることを示しています。 また、近年では縁のない半畳の畳がモダンですっきりとした空間を演出できるということで和室と洋室のデザイン的アンバランスを解消してくれることから、マンションにおいても和室が受け入れられるきっかけとなっていると思われます。 一方で「どちらでも良い・こだわらない」という意見が58%と圧倒的多数です。この意見が今後ポジティブへ変わるためには魅力的な畳商品を展開していく必要があります。 消費者にもっと受け入れていただけるように、畳も時代に合わせて進化していかなければいけませんね。    ...

表替えは畳を使う際には避けて通れないメンテナンス作業です。 多くの方が「地元の畳店」で表替えを行っていることは前回で判明しているのですが、畳をご利用いただいている世帯全体で考えると表替えを行う世帯は実は少なくなってきています。 今回のセッションではなぜ表替えをする人が減っているのか、表替えをやらない理由を探ります。 男女年代別に見ていくと50-60代の方々は半数近い割合で「表替えをしたことがある」と回答しています。 一方、30-40代の方々ではその数は大きく減少しています。 なにより興味深いことは【30-40代男性】と【女性グループ】では「必要性がわからないのでやらない」という回答が非常に多く、【30-40代男性】と【30-40代女性】は「表替えをすることを知らない」という方々が15%以上いらっしゃることです。 この事実は我々業界によるアピールが足りていないことの表れだと思いますし、昔は常識であったはずの畳に対する知識が受け継がれなくなってきたことを示します。 現に畳のない住宅は増えており、知識の必要性が乏しくなってきていることもあると思います。 今の若い世代の方々へもっとアピールしていくことが50年後の畳事情を決めそうです。      ...

畳は自然素材で作られているため寿命があります。昔から3年から5年の周期で正月や法事など行事の前にはメンテナンスをする文化があります。 代表的なメンテナンスの一つである「表替え」について、皆さんがどこにお願いしているのかを調査しました。 堂々の第1位は「近所のタタミ店」でした。地元のタタミ店が今も地域の方々に愛されていることが伺えますね。 そして、タタミ店の8割近い数値は全国に地元のタタミ店があることを証明しています。 最近ではホームセンターやインターネットでも畳販売を行っていますが、肌に触れて毎日利用するものだからこそ信頼の置ける地元のタタミ店が支持されるのかもしれません。 タタミ店には行ったことがないという方もいらっしゃると思いますが、是非お近くのタタミ店を探してみてください。        ...

住宅の構成要素を各項目として、「住宅条件項目」「生活必須設備項目」「生活環境項目」の3種類に分けることとしました。 「住宅条件項目」では、やはり「金額」がダントツに重要視されるようですね。そして、「部屋数」が2番目となっています。意外にも「建築メーカー」を重要視されている方は少ないようです。 「生活必要設備項目」では、「キッチン設備」の次に「和室があるか」を住宅選定の重要な基準とされていらっしゃいました。戸建住宅で和室は購入者にとって非常に魅力的なポイントなのですね。 キッチン設備に対してこだわりをもたれている方は多いと思います。ところがキッチン設備と同じほどに重要視している和室へ、こだわりをもたれている方は意外なほどに少ないのではないでしょうか? 和室はご存知の通り、古くから日本人が築き上げてきた大切な住文化です。現在の和室の形になるまでには千利休ら偉人たちのこだわりと情熱が必要でした。 和室へのこだわりとは、モノに対するこだわりだけではなく、自己表現のこだわりなのです。 まずは和室の主要な要素である畳からこだわってみませんか。...